レポート

FORMULA DRIFT

Round5 ST. LOUIS, MISSOURI

2023年8月18日

(Thursday) 2023年7月13日
練習/予選日
昨年初予選トップ、初優勝を飾ることができたラウンドである、ミズーリ州セントルイス。バンクはないフラットなトラックで180度のコーナーが続くストップアンドゴーの激しいレイアウトである。開催直前にコースの路面改装作業が入り、アウトゾーン3付近の芝生だった部分に舗装がなされた。それを沿うようにコンクリートブロックが置かれ、コース後半は大きく変更された。それに合わせて、アウトゾーン1/2の位置関係も少し補正され、マシンのセットアップのアジャストが要されることとなった。他のラウンド同様、昼間に練習走行、日暮れ後の夜間に予選が行われる。練習走行1周目こそコースレイアウトの変更に戸惑ったものの、2周目以降はマシン、ドライバー共にアジャストができ、それ以降は細かなパワーレベルの変更のみでコースを攻略していった。先行走行には大きな手応えを得たものの、後追いはコース変更が災いとなり、アウトゾーン1から2の間、右ハンドル車には先行車両のタイヤスモークがひどくブラインドを作り、苦戦を強いられていた。予選走行。夜8時から走行が開始され、私の順が来る頃には10時近くとなっていた。しかし、セントルイスは気温も湿度も高く、他のドライバーの走行を見るに路面変化はあまり発生していないように見受けられた。コースレイアウトの変更がなされたが、このコースには絶対的な自信があり、ゆえにミスを恐れず攻めていけるコース。振り出しのキレやアクセル開度により審査される今シーズンから審査に導入されたX-Factorポイントを取るべく、1コーナーの進入で迫力を出すことを意識し、スタート。シケインを通過し、1コーナーに進入。大きな振り出しから僅かな走行ライン修正のみを行い、アウトゾーン2へ。振り返しこそ少しだるくなったものの、アウトゾーン3では左リアタイヤのショルダー部分を壁に擦るほどマシンを壁に寄せ、リズムよく最後のアウトゾーンへ振り返し。フルカウンターのままゾーンのエッジぎりぎりを通過し、フィニッシュ。審査員からの評価は非常に高く、結果的に唯一の90点越え、94ptを獲得し、2年連続の予選トップで決勝に駒を進めることができた。

(Saturday) 2023年7月15日
決勝トーナメント
トーナメント前に設けられた練習走行。予選日同様、先行走行の調子は上々であったが、後追い走行には変わらず苦戦を強いられていた。TOP32の走行は予選通過台数が30台だった為に、BYE RUN(不戦勝)。練習走行後にはそのままマシンをピットへ戻し、TOP16の開始まで待つこととなった。TOP16開始直前に会場上空をストームが通過。一気に気温は下がり、バケツをひっくり返したような雨に見舞われ、コースは一気にウェット路面となる。日暮れ直前の出来事だった為、ドライ路面への復帰には時間がかかることが予測された。TOP16の対戦相手は過去にシリーズチャンピオンを獲得しているベテランドライバー、Chris Forsberg選手(Nissan 400Z/GT Radial)。急な天候変化に伴い、走行前にサイトラップ(下見走行)が設けられた。ゾーン内に部分部分水たまりが残る中、容易ではないコース状況であったが、サイトラップで滑りやすい部分を十分に確認し、スタートラインへとマシンを戻した。1本目は先行走行。路面状況の変化があるものの、落ち着いて自分の走行を行うことができ、上々の滑り出し。対する後追いのChris選手は終始接近を見せるものの、走行ラインが私より小さく、ゾーン内にマシンが入り切っていないタイミングもあった。入れ替えて後追い。先行車両と同じラインを通過し、しっかりと後追い走行を行えば価値が見えてくる状況であったが、この週末、常に苦戦していたアウトゾーン1から2へと振り返すタイミングで、ブレーキを早めすぎ、自身のマシンの慣性を殺してしまう大きなミス。タイヤスモークから抜けたころには先行を走るChris選手とは大きく距離が離れていた。車間を詰めるために最後のゾーンに向けて飛び込むも、Chris選手とアクセルオンのタイミングが合わず、接触。接触はイーブンの判定となったが、最初のミスが鍵となり、TOP16で敗退となった。

RELATED CONTENTS