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【鈴鹿タイヤメーカーテスト】1日目

鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分57秒811

走行1回目:9台中3位 1分59秒212(中山選手)
走行2回目:9台中7位 1分59秒681(中山選手)
1日目総合:9台中4位

オートポリスでは不運のクラッシュでマシンに大IMG_6102きなダメージがあったため、テスト自体に間に合うかどうかといった状況の中、なんとか修復を間に合わせることができた。
2日目に雨の予報が出ていたため、1日目にテストメニューを集中させる形となった。

午前の走行は中山選手でスタート。時間通りピットから車両が出たが、コース内落下物等の影響でシグナルはレッド。ピットロードで待機となり、走行は4分遅れでスタートとなった。
まずはクラッシュの修復にてエンジンを乗せ換えているため、アウトインで車両のチェックを行った。すぐさま戻ったピット内では、メカによる各部の点検が行われ、特に異常は見られなかったため、走行を再開した。
再スタート後にはタイヤもあたたまり、5周目には当日のベストラップ1分59秒212を記録する。
その後はエアロテストを行った。ウイングの調整やエアロを調整し周回を重ね、データをとっていった。
3度目のピットストップで川端選手とドライバー交代を行い、こちらでもエアロテストを兼ねての走行となり周回を重ねた。
7度目のピットストップでタイヤを交換すると、35周目には1分59秒505のタイムを記録し、午前の走行は終了した。

IMG_6084午後は予定を変更し、4時間の走行となった。
スタートは午前同様中山選手からのスタート。
セット調整を繰り返しながら、データを収集。4度目のピットの際にタイヤを変更し、19周目に1分59秒681を記録した。
5度目のストップでは車両のセットを昨年の鈴鹿決勝と同じロング用のセッティングに変更し、川端選手に交代した。
一時トップタイムを出していた60号車がエンジン周辺より煙を出しストップ、赤旗で中断となり、
その後も9号車のコースアウトで赤旗ストップがあったものの、川端選手は初の3時間という長い時間を走り、49周に1分59秒782を記録した。
残り10分のところで再度中山選手に交代し、そのまま午後の走行はチェッカーを受けた。

走行内で色々なテストも行え、収穫のある1日目だったが、一番の収穫はやはり川端選手に多くの時間マシンにのって走行をしてもらい、経験を積んでもらえたことだ。

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