D1 GRAND PRIX / STREET LEGAL / FORMULA DRIFT

よく晴れた4月16日（木）、D1GPお台場の会場からやや離れた非公開の会場に田口和也選手の姿がありました。2014年にD1SL（ストリートリーガル）で経験を積んだ田口選手は、今季から戦いの場をD1GPに移し、新たな挑戦が始まったのです。
D1GPお台場は限られたスペースに特設会場をつくる都合、出場台数がとても限られています。サーキット開催ではあまりない「予備予選」（予選のための予選）で絞るという措置に、全国から集まったドライバーは緊張を隠せない様子でした。
前季のランク上位者を除く27台がこの予備予選の対象で、12台が次の予選に進めるという狭き門。それでも田口選手は短い練習走行の時間に感覚をつかむことができて予定通りのメニューをこなしました。広い駐車場に赤いコーンとスポンジバリアを置いただけの簡単なコースで、技術以上にメンタルを試されるようでした。
最初の組に登場した田口選手の1本目走行は力み過ぎたのかスピンで68.40点。これであとがなくなってしまいます。田口選手とひとまわり以上年の離れたベテランドライバーも挑戦しますが、結構苦戦を強いられている様子・・・。
田口選手の2本目は後半でややふらつき96.78点と点数が伸びず、19位で予備予選敗退という結果になりました。
練習走行ではいいイメージがあっただけに悔やまれますが、シーズンはまだ始まったばかり。この経験をバネに次戦以降の活躍に期待したいと思います。引き続き応援お願いいたします！