レポート

SUPER GT

Round4 MOTEGI GT 300km RACE予選レポート

2021年7月17日

SUPER GT Rd.4 MOTEGI 300km

予選Q1は7位、Q2は9位で通過

明日の決勝が楽しみなスタート順位

第4戦もてぎの300kmレースが始まった。第2戦富士の後、鈴鹿での第3戦が延期になったため、約2ヶ月ぶりのレースになる。その間、もてぎでのタイヤメーカーのテストに参加して開発は続いていたので、その結果がどのように現れるのか興味深い1戦になるはずだ。

午前中の公式練習ではマシンのフィーリングは今ひとつだったが…。

今日7月17日(土)のツインリンクもてぎは快晴。気温も路面温度も高く、こんなに晴れなくても良いのに、と思っているチームが絶対に幾つかありそうな程の好天気。午前中の練習走行時は、それでも気温28度と、まだ30度には届いていない中始まった。最初のドライバーは名取選手。マシンのフィーリングを確かめつつ、タイヤを何種類かテストした。

途中、ピットインを繰り返しながら1‘49.288を出し、全体でも10位につける。小林選手に交代してからも、同様にタイヤを確認しマシンのセットアップを探っていった。しかし、この段階ではまだ満足いくセットアップは見つからず、課題を持ち越した。

午後の予選開始時点では気温35度、路面温度は45度以上に上昇。徐々にタイヤにキツくなるが、一方、練習走行から予選に向けて多くのマシンが走ったことで、路面状況が改善されてもいた。

Q1は名取選手、Q2は小林選手で上位を目指す

予選Q1は名取選手が担当。ウォームアップを重ねて4周目にアタックしたかと思ったがミスがあり、ベストラップは5周目の1’48.836。練習走行時より0.5秒近く縮めて7位でQ1を突破。名取選手は2回続けてQ1突破だ。間に500クラスのQ1を挟んで、いよいよQ2が始まる。

Q2は小林選手が登場。3周のウォームアップの後、4周目に1’48.696を出して9位に入った。やはり午前中に比べ大幅にタイムを短縮。チーフエンジニアの一瀬さんは「練習走行時はまだセットアップに詰める余地があったが、予選に向けて手を入れたのが成功した。ドライバーも感触が良くなったと言ってくれたので、なんとか戦えるところに来たと思う」と語る。

抜きにくいと言われるもてぎでは、久々の一桁台のスタート順位。明日の決勝レースに向け期待が膨らむグリッドを手に入れた。

◼️小林崇志選手

完璧な予選だったとは言えないが、Q2はそれなりにまとめられた。前回の富士では僕が上手くまとめられなかったので、今回は良かった。午前中はクルマのフィーリングが良くなかったけど、予選では良くなっていたので、クルマをここまで作ってくれたチームに感謝したい。明日はしっかり戦ってポイントを取りに行きます。

 

◼️名取鉄平選手

Q1は、結果としては良かったけど、ミスがあって理想のアタックはできなかった。タイヤが一番美味しいところでミスを出しちゃったので、本来ならもう少し良いタイムを出せたと思う。ちょっと悔いが残る走りだった。明日はしっかり追い上げて表彰台に乗りたい。

 

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