SUPER GT
【Rd.5 鈴鹿】決勝レポート
2015.08.31
降り始めた雨のため、レインタイヤを装着。中山選手がスタートドライバーをつとめました。
チームにとっても初めての雨。序盤は「タイヤが噛まない」(中山選手)と苦戦気味の様子でしたが、だんだんと調子が出てきます。
最初のピットではニック選手にドライバー交代し、新しいレインタイヤで出走します。
そのうちに空模様は雨から曇り、曇りから晴れへと変化してきました。
2回目のピットではマルコ選手にドライバー交代。スリックタイヤに履き替えて、順調に折り返しを迎えようとした65周目のことです。
突然エンジンが停止し、リカバリーを図るも2度目の停止。減速したマシンは後方を走る車両と接触。さらにその弾みで左側面が壁面に接触してしまいました。
ピットに戻り、足回りのチェックとボディの補修を行いましたが、エンジントラブルの原因は掴めません。
ひとまず様子を見ようと出走しましたが、81周目に再び同じトラブルが発生したためにピットへ。
ここで頭を抱えても仕方がありません。とにかく気持ちを切り替えて、次に繋げるためにと、チームは最後まで走り続けることを決めました。
その後は中山選手→マルコ選手→中山選手とドライバー交代を行い、トラブルが再び起こることはありませんでした。
中山選手はラップタイムを更新するほどに順調な走りで、トップと26周差の125周で完走。決勝順位は21位となりました。
前回ラウンドでの燃料系トラブルは解決したとみられるものの、また新たなトラブルの原因究明に挑まなければなりません。
それでも全体の流れは、確実に良くなってきています。
最高順位の予選8位、3戦振りの完走。一歩一歩着実に前に進んでいることは間違いありません。
次戦は9/19-20、スポーツランドSUGOでの開催です。
引き続き応援よろしくお願いいたします!