D1 GRAND PRIX / STREET LEGAL / FORMULA DRIFT
FORMULA DRIFT JAPAN Rd.4 岡山国際サーキット
2015.11.11
~10/30(金) 公式練習日~
Rd.4の会場は岡山県 岡山国際サーキット。
審査はアウトゾーンクリップが3箇所とインクリップが2箇所設定され、審査員のDAIJIRO YOSHIHARA、Andy Yen、Ryan Lanteigneの3名がそれぞれ走行時のANGLE、LINE、STYLEを採点する。ストレートからスタートし、1コーナー通過後、審査員席前の特設シケインを抜け、ショートカットをし、S字コーナー立ち上がりがフィニッシュとなる、昨年同様のコースレイアウトであった。
練習走行での空気圧はフロント2.3キロ、リア2.5キロに設定し、ファイナルギヤは3.7。進入時からフィニッシュラインまで4th・3rdギヤで走るセッティングをし、挑んだ。
50分間の練習走行。序盤は主に1コーナー進入の振り出し位置を調整し、後半は審査員席前のアウトクリップをポイントではなく、ゾーンで通過できるように調整し、2日目の予選に向けて走行した。
走行後はマシンの各部を入念にチェックし、公式練習日を終えた。
~10/31(土) 予選~
【予選順位】15位
31日は練習走行→予選といった日程であった。(60分間の練習走行が1ヒート、予選は2本走行)
まずは練習走行。路面はドライ。タイヤプレッシャーはフロント2.3キロ、リア2.0キロ。前日の練習走行でリアのコントロール性が十分に感じられた為にリアタイヤのエアプレッシャーを0.5キロ下げ、同時にリアショックの減衰力を4段緩めて走行した。最終的な高得点獲得ラインと、変更したタイヤプレッシャーの感覚を確認し、予選前走行を終えた。
予選走行1本目。他選手の走行ならびに点数の入り方を分析し、1本目はライン重視の走行。審査員席前でマシンの動きが多少まったりとなるものの、ラインはしっかりとトレースすることができ、80ポイント。
2本目も同様のマシンセッティングで挑んだ。1本目よりもシケイン通過時の角度がつくスピードを上げ、メリハリを出すことを意識して走行するものの、審査員席前でタイヤが1輪脱輪した為に減点され、77ポイント。
1本目の80ポイントにより、予選は15位で通過となった。
~11/1(日) 決勝日~
【最終順位】20位
決勝日は、追走練習走行から始まった。
リアタイヤプレッシャーのみ変更を施し、1.0キロにて走行。後追い時の1コーナー振り出し位置に注意し、変更したリアタイヤプレッシャーの感覚を確認して、30分間の練習走行を終えた。
BEST32 対戦相手は前ラウンドでも対決したFAT FIVE RACING DAIGO SAITO選手(マシン:LEXUS SC430 タイヤ:ACHILLES ATRsportⅡ) 。
まずは田口選手が先行。全く後ろを気にすることなく、予選と同じラインをトレースし走行。3日間で一番良い走行をすることが出来た。相手を少し引き離せた場面もあり、田口選手にアドバンテージ。
続いて入れ替え。田口選手が後追い。スタートで引き離されないように注意し、1コーナーに進入するも、減速のタイミングが合わずにコーナー脱出時に大きな距離が開いた。少しでも近づこうと浅い角度で詰め寄ろうとしますが、審査員席前コーナーにて車を止めきることが出来ずにコースアウト。これにより、勝負が決まり、best32敗退となった。
~FormulaDriftJapan Rd.4を振り返って~
【シリーズランキング】8位
前ラウンドで4位に入賞し、シリーズランキングを8位で迎えた今ラウンド。予選順位、最終順位次第ではシリーズを狙える位置にいたこともあり非常に重要な最終ラウンドでしたが、予選で思うように順位を上げることが出来ず、15位通過。そして追走では焦りからミスが出てしまう結果となりました。落ち着いた組み立ては出来ていたように思いますので、追走スキルの向上、私自身の引き出しを増やすことが今後の課題と感じたラウンドとなりました。
2015年シリーズの活動は今大会で終了となります。応援、ご協力、大変ありがとうございました。