D1 GRAND PRIX / STREET LEGAL / FORMULA DRIFT
FORMULA DRIFT JAPAN Rd.3 鈴鹿ツインサーキット
2015.09.30
Rd.3の会場は三重県 鈴鹿ツインサーキット。9月11日(金)から9月13日(日)にかけて開催された。
~9/11(金) 公式練習日~
審査はアウトゾーンクリップとインクリップがそれぞれ2箇所設定され、審査員のDAIJIRO YOSHIHARA、Andy Yen、Ryan Lanteigneの3名がそれぞれ走行時の角度、ライン、迫力を採点する。
練習走行での空気圧はフロント2.5キロ、リア2.5キロに設定し、ファイナルギヤは3.9。進入時からフィニッシュラインまで3rdギヤ固定で走るセッティングをして挑んだ。
50分間の練習走行。序盤は振り出しから審査員席前までの距離感を掴むことに苦戦するも、走行終了間際には感覚を掴み、予選に向けて手応えを感じた。
走行後はマシンの各部を入念にチェックし、公式練習日を終えた。
~9/12(土) 予選~
15分間の練習走行を2ヒート行ったのち、予選は2本走行という進行だった。
まずは練習走行。路面はドライ。タイヤプレッシャーはフロント2.5キロ、リア2.5キロと前日の練習走行と同様のセッティングで走行した。予選に向けて振り出し位置の確認をし、予選前最終チェックを行った。
予選走行1本目。他選手の走行ならびに点数の入り方を分析し、1本目はライン重視の走行。
振り出しは少しまったりとなるものの、ラインはしっかりとトレースすることができ、89ポイント。
2本目も同様のマシンセッティングで挑み、1本目よりも進入スピードを上げ、振り出しを鋭くするものの、審査員席前で大きな修正が入った。これにより減点され、87ポイント。
1本目の89ポイントにより、予選は6位で通過となった。
~9/13(日) 決勝日~
決勝日は、追走練習走行からスタート。
予選からリアタイヤプレッシャーのみ変更を施し、1.8キロにて走行した。
スタートのエンジン回転数と後追い時の振り出し位置に注意し、40分間の練習走行を終えた。
BEST32。初戦の相手はシンガポール出身 ゼッケン61 CHIAM BENJAMIN選手。(マシン:TOYOTA JZA80スープラ タイヤ:ACHILLES ATRsport 123S)。
まずは先行から。全く後ろを気にすることなく、予選と同じラインをトレースし走行。後追いのBENJAMIN選手のミスによりアドバンテージ。
後追い時は距離を一定に保ったまま、しっかりと相手を掴んだまま走行することができ、勝利に繋がった。
続いてBEST16。相手は再びシンガポール出身 ゼッケン54 SHENG NIAN選手(マシン:TOYOTA JZX100チェイサー タイヤ:ACHILLES ATRsport 123S)。
まずは先行から。スタートで引き離すことができ、フィニッシュライン手前でNIAN選手がスピン。
後追い時は少々ミスがあったものの、1本目のNIAN選手のスピンが大きく採点に響き、勝利。
BEST8。相手はDAIGO SAITO選手 (マシン:TOYOTA JZX100チェイサー タイヤ:ACHILLES ATRsport 123S)。
1本目は後追い。DAIGO選手に食らいつく為にリアタイヤプレッシャーを1キロまで落として挑んだ。
ミスなくスタートすることができ、1コーナーは同時振り。フィニッシュライン付近では少し距離が離されたものの、審査員席前では相手に詰め寄ることができた。
入れ替えて先行。先行車のライントレースも重要なとなるため、思い切りよく1コーナーに飛び込み、各クリップをしっかりと捉えて走行し、引き離しにかかる。少々詰め寄られるも、勝利をおさめた。
BEST4。相手はスコットランド出身 ANDREW GRAY選手(マシン:TOYOTA JZX100チェイサー タイヤ:ACHILLES ATRsport 123S)。
1本目は後追い。スタートで少し引き離されてしまい、審査員席前では詰め寄ることができたものの、ANDREW選手より小さいラインをトレースしてしまう。それによりANDREW選手にアドバンテージ。
入れ替えて先行。審査員席前において詰め寄られてしまい、ANDREW選手に軍配。BEST4敗退となった。
3位決定戦は行わず、単走予選順位が高かった選手が勝ち上がりとなるため、MASUDA選手に1ポイント及ばず、決勝4位という結果となった。
~フォーミュラドリフトジャパン Rd.3を振り返って~
前回はマシントラブルに悩まされた、フォーミュラドリフトジャパンでしたが、今回のラウンドは入念なマシンチェックと大きなセッティング変更を施して挑みました。
大会3日間は採点基準や対戦相手を落ち着いて分析が出来たと感じます。
追走トーナメントを通して自分自身の良い点、悪い点を見つけることができ、自身の成長を感じることができたラウンドでもありました。
応援、ご協力、大変ありがとうございました。