D1 GRAND PRIX / STREET LEGAL / FORMULA DRIFT
D1グランプリ 第5・6戦 エビス
2016.08.15
~8月5日(金) Rd.5公式予選日~
Rd.5/6の会場はエビスサーキット 南コース。前戦筑波同様土日両日とも決勝を行う、デュアルファイナルズ。コースレイアウトは右図の通りとなる。
審査は機械採点システム【DOSS】を使用し、スピード・角度・安定さ・クイックさを採点する。ライン減点は無いが、コースアウトした場合は3点減点がされる。各セクター毎に採点され、今ラウンドでは第1セクター区間内最高速度が単独で計測された。(その他セクターはセクター間通過スピードを計測)
昨年は電装トラブルにより、リタイヤとなってしまったエビスラウンド。同レイアウトで開催となった今ラウンドの鍵は第1セクター。
区間内最高速度の計測に加え、鋭い振り出しが求められ、振り出し遅れは他セクター点数でカバーしきれないほど大きな減点対象となった。
第2セクターでは大きな角度を保ちつつ、姿勢変化の少ない状態でラインをトレースし、大きな減速が行われる第3セクターにおいてもフラつきや、クラッチキックによる前後方向のマシンの揺れも点数が伸びない結果となった。
第4セクターはリアタイヤにしっかりとトラクションをかけ、第5セクターに向けて鋭く振り返す。以上が今ラウンドのDOSS攻略となった。
前戦筑波ラウンドではグリップ力を求めるあまり、リアタイヤプレッシャーを過剰に低く設定していたが、今ラウンドではマシンの動きを滑らかにする狙いで、プレッシャーを0.8キロ程度高く設定し、練習走行に挑んだ。ファイナルギアは4.1。4速で第1セクターに飛び込むギヤ比とした。
予選走行。37台中16台が翌日の単走決勝に進むことができる。
予選1本目。とにかく第1セクターに重点を置き、その他セクターは抑えて走るというオーダー。最終コーナーのシケインをコンパクトに切り替えし、早めにドリフト状態に持ち込み、第1セクターに飛び込む。第2セクターからは無理せず、無駄な修正舵や、クラッチキックを極力なくすよう走行した。結果、98.34点。2本目。点数を伸ばすべく、第1セクターの車速をあげにかかったが、振り出し位置が奥目にずれてしまい、リズムを崩す。97.91点。1本目の点数がリザルトに残り、予選通過を果たした。
Rd.5 予選順位7位
~8月6日(土) Rd.5決勝日/Rd.6公式予選日~
単走決勝。シード選手も混ざり、24台から16台に絞られる。午前8時30分から30分間、チェック走行が行われた。マシンに不具合はなく、セット変更もなく、順調な滑り出しができた。路面グリップは予選日より高く、第1セクターのスピードもさらに上げられる手応えを感じた。
単走決勝1本目。時刻は午前10時50分。予選同様に無理はせず、第1セクターで点数を取り、その他セクターは抑えて走るというオーダー。しかし、チェック走行時に比べ、第1セクター直前のシケインに大きなグリップ力の変化を感じた。車速を稼ぐべく、浅い角度で第1セクターに差し掛かるもグリップを失い、角度が付きすぎてしまう。結果、96.63点。
走行直後、リアショックの減衰を2段締めた。タイヤプレッシャーの変更は行わなかった。
他選手の点数を見ても、高得点が出る路面ではないと判断した。グリップしない路面。そう頭の中に叩き込んでスタートした単走決勝2本目。慎重にシケインを切り替えし、第1セクターに飛び込むも、またもや角度が付きすぎてしまい、第2セクターで大きな修正が入った。他セクターはまとめたが、第1・2セクターの得点比重は高く、96.78点となった。
Rd.5 単走決勝順位21位
デュアルファイナルズではRd.5単走決勝に進出した選手は、単走決勝の点数がRd.6予選点数とされる。Rd.5予選不通過選手は土曜日にRd.6予選走行を行い、Rd.5単走決勝進出選手の点数と混同される。よって、96.78点がRd.6予選点数となり、日曜日の出場権を得ることができなかった。
Rd.6 予選順位24位
~8月7日(日) Rd.6決勝日~
残念ながらRd.6決勝日に進出することができなかったが、各所でファンサービスを行った。朝一、入場ゲートに整列しお客様をハイタッチでお出迎え。時間いっぱいまでお客様と接することができた。ピットでは、自身のポストカードや、日本自動車大学校様のパンフレットをお配りし、サインや写真撮影などを行った。
D1GPは今ラウンドで最後となりました。FormulaDriftJapanではシリーズランキング7位に位置しておりますので、残り2戦、全力で戦います。今後ともTeamUPGARAGEの応援をよろしくお願いいたします。