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D1グランプリ 第3・4戦 筑波

2016.07.07

tsukuba_course~6月24日(金) Rd.3公式予選日~

Rd.3/4の会場は筑波サーキット コース2000 土日両日とも決勝を行う、デュアルファイナルズ。コースレイアウトは左図の通りとなります。

審査は機械採点システム【DOSS】を使用し、スピード・角度・安定さ・クイックさを採点する。ライン減点は無いが、コースアウトした場合は3点減点がされる。各セクター毎に採点され、今ラウンドでは第2セクターの区間内最高速度が単独で計測された。(その他セクターはセクター間通過スピードを計測)

昨年も同レイアウトで開催となった筑波サーキット コース2000の逆走レイアウト(D1回り)。バックストレートにスタートが置かれ、第2ヘアピンを助走区間とし、80Rからドリフトスタート。第2セクターは区間内最高速度を計測しており、総合得点に大きく影響する。第3セクターをスムースに立ち上がり、第4セクターで鋭く振り返すと、第5セクターは踏み切りで駆け抜け、審査終了。全体域で高いスピードレンジを維持するとともにリズミカルに振り返していくレイアウトとなった。
今回から導入されたNEWマシン。たくさんの方々のご協力の元、高いスペックを持って、筑波ラウンドに間に合わせることができた。軽量かつ高剛性のボディに、中置きインタークーラー、リア置きラジエーター、wisefabなどトレンドを盛り込んだ仕様となった。
練習走行においても良い感触を得ることができ、セットアップの方向も定まっていた。しかし、DOSS得点は伸びきらず、全体的なスピードレンジを上げることが課題となった。

予選走行。41台中16台が翌日の単走決勝に進むことができる。

予選1本目。第3セクター時、左前タイヤがコース内側に入り込んでしまい、3点減点。93.19点。続く、2本目。大きなミスはないものの、全体的な車速感に欠け、95.33点。予選通過ボーダー点数は96.19点とわずかに及ばず、Rd.3は予選敗退となった。

【Rd.3 予選順位】:22位


13524210_978562752263412_1933677031_o~6月25日(土) Rd.3決勝日/Rd.4公式予選日~

車速感が欠けていてDOSS得点が伸びきらなかったRd.3予選。改善すべく、足回りのセットを大幅に変更した。リアを中心にホイールベース・キャンバー・キャンバー変化量を変更し、Rd.4予選に挑んだ。

予選走行。39台中16台が翌日の単走決勝に進むことができる。

予選1本目。第2セクターの車速を伸ばそうとするあまり、第3セクターで止まりきれず失速。第5セクターまでドリフト状態を維持するも失速の減点は大きく、95.72点。続く、2本目。車速感も、振り返しのクイックさも文句なし、97.30点。この得点により、Rd.4公式予選は12位となった。

【Rd.4 予選順位】:12位


~6月26日(日) Rd.4決勝日~13509474_978562785596742_1398345300_o

決勝日。単走決勝が行われた。前日行われた予選通過者16名とシード8名、計24名が単走決勝を走行し、内16台が追走決勝に進むことができる。
今ラウンドでは第1セクター進入時は4速ギアを使用し、第2セクターで3速ギアにシフトダウンするギア比で走行していた。しかし、ウォームアップ走行にて一度だけ3速ギアのギア抜けが発生した。
単走決勝1本目。第2セクターでシフトダウンを行うも、3速ギアに入らず失速。ドリフトが戻ってしまう。得点は48.46点。続いて、2本目。3速ギアは使用不可と考え、4速ギアホールドで走行したが、パワーバンドを上手に使うことができず、第3セクター脱出時に車体がフラついてしまう。車体の不安定さは大きな減点対象となり、94.89点。残念ながら追走決勝に駒を進めることができなかった。

【Rd.4単走決勝】: 23位


NEWマシン導入直後ということもあり、マシンのセットを詰めることができなかった今ラウンドでしたが、2つのラウンドを走行する中で、確実な手応えを得ることができました。次戦まで1か月ありますので、確実に修復し、ステップアップしていきます。

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