D1 GRAND PRIX / STREET LEGAL / FORMULA DRIFT
D1グランプリ 第2戦 富士
2016.05.11
~4月22日(金) 公式予選日~
Rd.2の会場は富士スピードウェイ レーシングコースでした。コースレイアウトは以下の通りとなります。
審査は機械採点システム【DOSS】を使用し、スピード・角度・安定さ・クイックさを採点する。ライン減点は無いが、コースアウトした場合は3点減点がされる。各セクター毎に採点され、今ラウンドでは第3セクターの区間内最高速度が単独で計測された。(その他セクターはセクター間通過スピードを計測)
5年ぶりの開催となった富士スピードウェイ レーシングコースのヘアピン逆走レイアウト。第1セクターの進入速度は200キロを超える、シリーズ最速コースである。第1セクターでは鋭い振り出しを行い、第2セクターでは安定したドリフトアングルを維持し、第3セクターではヘアピンに向けて鋭く振り返し、第4セクターではドリフトアングルを保ったままにしっかりと減速を行い、第5セクターでは大きなアクセル開度を保ったまま加速してゆくという流れが高得点のポイント。
富士対策として今ラウンドよりORC様にご協力を頂き、前ラウンドにてラブルを起こしてしまったクラッチを新調。(ORC メタルトリプル 1000F)
その他、エアロ等外装パーツの強度を大幅に向上させた。タイヤはKENDA KR20。ファイナルギアは3.7を使用し、5速ギアで300Rに飛び込み、3速ギアでヘアピンを立ち上がるギア比とした。バンプ量が増えることを想定し、通常よりもリアキャンバーをポジティブ方向にセット、減衰も前後ともに硬めにセットし、会場入りした。
【練習走行】
予選走行前に練習走行が2本設けられた。(各25分間)
練習走行1本目。タイヤプレッシャーはフロント2.2キロ、リア2.5キロ。予定通り5速ギアで第1セクターに進入するも、距離感が合わずに第3セクターまでドリフトが続かず、徐々に振り出し位置を遅らせてゆくも距離感が掴めないまま練習走行1本目を終える。
練習走行2本目。マシンセットは1本目同様。1周目。第1セクター振り出し位置を第2セクター直前まで遅らせ300Rに進入し、第3セクターに標準を合わせた。そうしたところ距離感がピッタリと合い、平均的なアクセル開度・ドリフトアングルも向上した。(95.35点。第3セクター進入スピード162.8キロ)距離感を掴んだ1周目。2周目で細かな修正を試み、300Rに飛び込みヘアピンにさしかかりシフトダウンをするも、無音で駆動が抜ける。4速・5速の駆動がかからず、ピットへ戻る。
予選まで1時間を切った状況でミッションを降ろし始めるも、載せ替えを予定していた純正ミッションの搭載には欠品パーツがあったこともあり、タイムアップ。リタイヤとなりました。
【予選結果】:リタイア(出走不可)
~4月23日(土) 決勝日~
決勝日は【UPGARAGE LIVE CHANNEL】によるD1会場のUSTREAM配信を積極的に行い、出展ブースではサポート企業様であるWORK WHEELS様、TOMEI POWERED様にご協力いただき、レポートを行いました。