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【Rd.6鈴鹿】決勝レポート

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鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分58秒248

【決勝】晴れ/ドライ
最終順位:28台中 4位
周回数:161周(★中山選手:83周・山田選手:78周)
総合タイム:5時間47分18秒394
※ ★はスタートドライバー

不安定な天候の中、迎えた決勝。
20分間のウォームアップ走行は、中山選手がマシンの感触を確かめながら走行。
短時間で変化する天候に、グリッドにもタイヤを3セット準備し、最後まで調整を行います。

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スタートドライバーは中山選手がつとめ、スリックタイヤでのスタートとなりました。
順調にペースを保ち、タイヤの様子を伺いながら28周を走行。
1回目のピットでは、タイヤ交換、給油を行い、山田選手に交代してコースに復帰しました。
ピットワークも順調で、安定してトップをキープ。
40周を過ぎた頃、雨が降り出したものの、落ち着いて様子を見て繰り抜けます。
500クラスのマシンとの軽い接触がありながらも大きなダメージはなく、58周目にピットイン。タイヤ交換、給油を行い、中山選手に交代してコースに復帰すると、再び4周後にはトップに戻ります。

2番手以降との差を広げ、ピットインのタイミングを伺っていたタイミングでセーフティカーが介入。
作戦を練り直しながら、セーフティカー解除後も中山選手は粘りのプッシュを見せました。
91周目、138周目、146周目と後半にピットインを刻みながらも、コースに復帰する度に猛迫し、126周目にはベストタイムを記録。

4番手を走行しながら、最後までプッシュを試みるも、最後の走行に出た山田選手は、ギアの限界を感じていました。
マシンにとっては初めての1,000km。とにかく最後まで無事に走り切ろう、とマシンを労りながらの走行となります。
表彰台までの差は大きく、決勝結果は4位。第2戦富士で味わった4位の悔しさを再び噛み締めることとなりました。

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一方で、SUGOのクラッシュから、ポールポジションを獲得するまでにマシンを仕上げたメカニックの功績により、今回「ZF Award」を受賞。
ポールトゥウィンは叶いませんでしたが、チームにとって新たな歴史の一歩となる戦いとなりました。

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