SUPER GT
【公式テスト鈴鹿】1日目
2017.07.04
鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分57秒811
【1日目】
Session1: 雨/ウェット
Session2:曇り/ウェット・ドライ
Session1 :26台中17位 2分13秒073(中山選手12周/川端選手10周)
Session2 :26台中21位 2分00秒718(中山選手27周/川端選手27周)
1日目総合:26台中21位
テスト1日目はあいにくの天候で、朝から雨模様。時より強く降る時間もあり、不安定な天候の中でのテストスタートとなった。
午前走行は中山選手のスタートで、クルマのセッティングを行う。雨の中でもしっかりとセット確認を行いながら、マシンのフィーリングを合わせていく。1度目のピットストップで足廻りの調整を行っている最中、35号車のコースアウトより一時赤旗ストップとなった。
10時過ぎ頃には解除となり走行再開することができたが、この頃より雨脚はさらに強まり、ピットロードでは1コーナーに向けて川のように水が流れるほどに。すぐに各車ピットに戻り、テストは全車一時中断という状況となった。
30分ほどすると雨も弱まり、なんとか出走できる状況になり、各車走行を開始する。18号車もマシンセットをウェット仕様に変更し、再スタートした。なんとか走行は再開したものの、直前の雨量の影響もあり、コース上には水が流れる箇所が多数あり、なかなかいいデータを獲ることができない状況だった。
残り30分を切ったころにドライバーチェンジを行い、川端選手のドライブ。
順調に周回を重ねるものの、ウェット路面の状況に慎重になり、なかなかペースを上げることができず、午前の走行は終了となった。
午後になると雨もほぼ上がり、気温も上昇してきてムシムシとした暑さとなった。午前中は雨の影響で予定していたセット確認も少し遅れていたため、有効にテストを活用するべく走行に臨んでいく。
序盤路面はウェット状態での開始だったが、走行を続けていく中、雨は降らず中盤頃にはドライ路面へ変化していき、それに合わせてマシンセットをドライへ変更し走行することができた。決勝を見据えてのマシンセットを繰り返し、足廻りの調整を中心に煮詰めていく作業が続いた。リアの動きがなかなか決まらず、ショート走行でピットイン・アウトを繰り返しフィーリングの合うセットを探っていった。
後半、アタックをしていると、デグナーコーナーでコースアウトしてしまうアクシデントもあったが、特に車両へのダメージは無く、午後の走行は54周となった。
雨の影響により予定したテストより少し遅れてしまったが、川端選手にウェットでの走行も経験させることができた。必ず今後のレースに生きてくるだろう。