SUPER GT
【公式テスト鈴鹿】2日目
2017.07.04
鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分57秒811
【2日目】
Session3:曇り/ドライ
Session4:曇り/ドライ
Session3 :26台中21位 2分02秒283(中山選手16周/川端選手0周)
Session4 :26台中 7位 2分00秒882(中山選手48周/川端選手33周)
2日目総合:26台中13位
朝に少し雨もパラついていたが、午前の走行前には上がり、若干晴れ間もでてきた。路面への影響もなく、2日目はドライでの走行となった。
午前の走行は昨日に引き続き足廻りのセットを煮詰めるテストを行った。
リアの動きがなかなかうまくはまらず、サス、ダンパー、スタビ、車高と細かい調整でフィーリングを合わせていく。
走行を重ね14周目、最終コーナー手前のシケインで右に切ったステアリングがそのままロックしてしまうアクシデント。あわやウォールに接触寸前のところで何とかストップ。中山選手の一瞬の判断からのフルブレーキで何とか事なきを得た。
その後エンジン再始動すると一旦はなんとかステアリングが動いたものの、やはり異常な感覚が表れていたため、午前の走行はチェッカーを待たずして終了せざるを得なかった。
ピットに戻るとすぐに修理を開始し、午後の走行に間に合わせるべくメカニックはフル稼働。ステアリングユニットの交換のほかにも、しっかりと足廻りの調整も行い、なんとか午後のスタート前には作業を終えることができた。
迎えた午後の走行は、まず午前中トラブルに見舞われたステアリングのチェックを行い、異常は見受けられずテスト走行に切り替えていった。
基本的には決勝を想定したロング走行を行い、48周を走行した。
川端選手に交代をし、決勝レース後半をイメージしプッシュした走りを続け、周回を重ねたタイヤでもしっかりタイムを出していくという経験をさせることができた。
1日目は雨、2日目はマシントラブルと走行することができない時間もあったが、走行している時間は有効に使うことができたのではないかと思う。
次は第4戦SUGOの予選・決勝となりますので、テストをしっかり活かして、チーム一丸となり表彰台を目指していきます。