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【Rd.6鈴鹿サーキット】予選日

2017.08.28

17SGT_SUZUKA_0686 鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分58秒248

【予選】曇り/ドライ
Q1:30台中12位 1分59秒563(川端選手)
Q2:14台中 2位 1分58秒000(中山選手)

夏の3連戦、今年で最後となるSUZUKA 1,000kmは、昨年ポールポジションを獲得した相性のいいコース。おのずと期待も高まる1戦だ。

明け方の通り雨の影響で、練習走行開始時の路面はウェットでのスタートとなった。
数周走ると徐々に路面は乾き始め、予選に備えてテストを行うため、すぐにドライに変更し、予選タイヤの選択をしていく。
レギュレーションにより昨年より40kg重いマシンをしっかりとコースに合わせるため、細かなセット変更を繰り返しながら走行を続けるが、2分00秒395と11番手のタイム。この時点で上位チームは1分59秒台で走行しており、予選に向け更なるタイムアップを図るべくマシンのセットを煮詰めていった。

SUZUKA公式練習_0205迎えた午後の予選走行。
Q1は川端選手でのアタック。
予選開始よりスタートを遅らせアタックのタイミングを図るも、ライバルたちに絡んでしまいなかなかタイムが伸びない。終了間際になんとか1分59秒563を記録し、12番手タイムでQ1を突破することができた。
この時前後のマシンとのタイム差は1000分の1秒の僅差。ヒヤリとしたが2年連続のポールも狙える状況に、チーム内も一段と熱が入る。走行を終えた川端選手から即座にマシンのフィードバックがなされ、足廻りの微調整を行いさらなるタイムアップを狙っていく。

SUZUKA公式練習_0015トップ通過へのバトンを託された中山選手。走行開始とともにスタートし、入念にタイヤを温めアタックを開始する。各車がトップタイムを更新するなか3周目に1分58秒102を記録し18号車がトップに。ポールを決めたと思ったのも束の間、直後に25号車がコースレコードを更新する1分57秒543を記録する。アタックを続ける中山選手は続けて1分58秒000とタイムアップするものの一歩及ばず2位で予選を終えた。

残念ながら2年連続のポールスタートとはならなかったが、フロントローのいいポジションを獲得することができた。
予選も終わって見れば上位3台全てマザーシャーシ勢が独占する展開となった。
長いレース、昨年の雪辱を晴らすべく、チーム一丸となり目指すは優勝のみとなった。

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