SUPER GT
【Rd.6鈴鹿サーキット】決勝日
2017.08.29
鈴鹿サーキット
■1周:5,807m
■従来のコースレコード:1分57秒811
【決勝】晴れ/ドライ
最終順位:30台中 15位
周回数:155周(★中山選手:96周・川端選手:59周)
総合タイム:5時間52分02秒174
※★はスタートドライバー
決勝日は真夏の快晴で、絶好のレース日和となった。
1,000kmと長いレースのため、鈴鹿は走行開始が昼前からのスタートとなる。
フロントローと好位置からのレースということで昨年惜しくも逃してしまった優勝を掴むべく
スタートした決勝。前に25号車、後ろに5号車とマザーシャーシ三つ巴で第1コーナーに侵入する中山選手はポジションをキープ、序盤はそのまま4位以下が離れるレース展開となった。しかしこの後いくつものトラブルに見舞われることとなった。
26周を走行中のドライバーからガス欠の症状が出ているとラジオが入る。計算上はタンク内にはまだ半分燃料が残っているはずだった。予定を早める形でピットインをしドライバー交代。燃料を満タンにし、タイヤ無交換でコースに戻ったマシンでも好タイムで周回を重ねる川端選手。それまでトップを走行していた25号車がピットに入った時点で暫定トップに立つことができ、好タイムで走行をする川端選手は2位との差を20秒以上作る素晴らしい走りを見せた。
しかし39周目に最終コーナーで55号車がクラッシュをしセーフティカーが投入されることとなり、後続とのマージンを失ってしまうこととなる。
セーフティカー明け、ここからまた順調なペースで走行する川端選手だったが、1度目のピットインの原因となったガス欠症状が出てしまい、50周、71周とピットインを繰り返すことになる。トラブルによって実質ガソリンタンクが半分の容量でレースをすることとなってしまった。
それでもドライバーはいいペースを保ち2分1秒台で走行をし、暫定トップをキープすることができていた。少しずつまた後ろとの差を広げる中盤の89周目に31号車のクラッシュがあり2度目のセーフティカーが投入される。
そのセーフティカーラップ中にまたもトラブルに見舞われることとなる。130Rを走行中の川端選手より「ハンドルがきかない」と無線が入り、ペナルティ覚悟でピットに戻ると、右フロントのタイロッドのボルトが外れてしまっており、ハンドルがきかない状態になっていたのだった。なんとか復旧をし、コースに戻るもののその時点でトップと2周差。さらにピットストップペナルティ60秒により3周差がついてしまい、15位完走という結果となった。
中盤までトップを走行し、悲願の表彰台も見えていたレースだけに悔しさも何倍にも感じられた。次戦のタイ大会も十分表彰台を狙えるので、気持ちを切り替えていきます。
応援よろしくお願いします。