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REPORT SUPERT GT

【Rd.4タイ】レポート

2019年7月3日

   【予選】天候:晴れ 路面:ドライ
Q1:1’34.056 18番手/24台中 Driver:小林

【決勝】天候:晴れ 路面:ドライ
1st:GAINER TANAX triple a GT-R 星野/石川 1:44’28.062
2nd:リアライズ 日産自動車大学校 GT-R 平峰/サッシャ +0.796
3rd:LEON PYRAMID AMG 黒澤/蒲生 +21.206
24th:UPGARAGE NSX GT3 小林/松浦 +11lap

 

本年も唯一の海外戦となるタイラウンドは、連日30度を超えるものの、強い日差しはあまりなく昨年と比べだいぶすごしやすい陽気だった。

ここまでシリーズ3戦を終え、全ラウンド完走ポイントのみと揮わない結果となっている今シーズン、なんとかこのタイでポイントを獲得し、後半戦へ繋げていきたいと強い気持ちで臨んだ。

予選日の29日(土)も雲が多めの空で、風が強く吹いている状況だった。
サーキット内は砂埃が多く、コースを走行するマシンが埃を巻き上げているのも見えるほどだった。

午前の公式練習ではアウトインでマシンのチェックを終えセットアップに進む。ここまでのラウンドでは予選で速さを見せることができておらず、今だQ1突破ができていない状況だったため、なんとしてもタイでは予選を突破し、シングルグリッドでのスタートを掴みたいところ。公式練習ではアンダー傾向の車に苦戦しつつ、微調整を繰り返し、1時間程経過したあたりでドライバー交代をしてタイヤ比較を行った。最終的には後半34周目に1’34.312となるが、20番手タイムで午前を終えた。

 

午後の予選を突破するべく、大きくセット変更することを選択したチームは、走行開始に向け急ピッチで作業を進める。メカニックの

働きによりしっかりセットアップを行ったマシンで迎えた予選は、ゲートオープンと同時に出走し、小林選手のドライブでQ1突破を目指す。

しかし、セット変更により5周目に1’34.056を記録し午前よりタイムアップはしたものの、後半にライバルたちがタイムを更新していき、一度クールを挟んで再アタックをしたものの、更新することはできず、18番手で予選を惜しくも落としてしまう結果となった。

中盤からのスタートとなった決勝日。
予選では一発の速さを出すことができなかったマシンも、決勝に向けては良い感触を得られていたため、大きなセット変更は行わず臨んでいった。

グリッドに並ぶ頃にはレースウィーク一番の日差しと暑さで、さすがタイといった感じだった。ほんの一瞬ぱらつくような感じもしたが、スタートまでに雨の降る恐れは全くなく、完全ドライの状態で決勝がスタートした。ポールスタートした25号車を56号車がすぐにとらえ、ポールが入れ替わるなか、先頭集団5位くらいまでが34秒台でハイペースで走行。以下は35秒台で走行し順調にレースが消化されていった。18号車はスタートドライバーを務めた松浦選手が安定して35秒台前半をキープしていた。ちょうど中盤あたりまで引っ張ったところで、前が詰まってきてしまい、ピットに入れるタイミングを伺っていた最中、突如ブレーキが抜けてしまうトラブルが発生した。予定していたピットタイミングではあったが、そのままピットに車を入れることとなってしまった。
チェックの結果、右リアのブレーキホースが破損していることがわかり、パーツを交換することでなんとかコースには戻ったものの、残念ながら今ラウンドも完走するのみとなった。

後半に向けて良い流れを掴むためにも、なんとか結果に繋げたいところではあったが、うまく結果に繋げることができなかった。
次戦より後半戦、現状をしっかり見つめ、必ず結果につながる対策を打って追い上げてまいりますので、引き続き応援よろしくお願い致します。

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