レポート
Round7 MOTEGI GT300km RACEレポート
ポール・トゥ・ウインを狙ったが
予想外のトラブルでリタイヤに
■11月7日:決勝(晴れ 気温15度・路面温度29₋30度)
決勝の日曜日は朝から雲一つない快晴。P.P.獲得の喜びも冷めやらぬまま決勝日を迎えたTEAM UPGARAGEの18号車。グリッドに各社が並ぶ中を一番最後に登場するのは、予選1番手に与えられた栄光だ。スタートドライバーの小林選手がゆっくりとドライブしてフロントローにつく。晴れて11月にしては気温が高めの中、フォーメイションラップが始まり、シグナルがグリーンになっていよいよスタート。
300クラスの各車は一斉に1コーナーになだれ込むが、トラブルなくスタートを切った。しかしその直後、タイヤが温まる前の一瞬の間をつかれ、18号車は61号車にかわされて2位に。ただこの段階では、レースの展開を考えるとタイヤを温存して様子見を選択。この状態で1,2秒の差に付けて走ること5周。6周目に入った時に突然、予想外の出来事が発生した!エンジンが突然ブローして走れなくなり、コースサイドに出て止まってしまった。モニターには炎は映らず、リヤから水蒸気?が噴き出す様子が映されていた。なすすべもなく小林選手はクルマを降りたのでした。
ポール・トゥ・ウインを狙い、マシンの調子からみて現実的な目標に思えた今回のレース。なんとも無念であっけない幕切れを迎えてしまった。残りは富士での最終戦のみ。トラブルの原因を究明して、次こそは有終の美を飾ってシーズンを終われるようにします。
(左)決勝レースのスタート前、ピット内で待機する小林選手
(右)決勝前になごむ名取選手。でも実はすごく精神を集中させているかも
(左)もてぎのグリッドガールは宮野真菜ちゃん
(右)決勝日のセレモニー、ドライバー紹介の順番を待つ小林選手、名取選手、HONEYS、アップちゃん