レポート

SUPER GT

Round8 FUJI GT300km RACEレポート

2021年11月30日

予選は26位、決勝レースは残念なリタイヤ

ドライバー年間ランキングは25位でシーズン閉幕

■11月27日(土):予選

今シーズン最終戦は富士300㎞レース。11月も終わりとあって気温も路面温度も低く、吹く風も冷たい。そんな状況で始まった予選300クラス予選。TEAM UPGARAGEの18号車はAグループに入り、小林選手がアタックする。最終戦はルールによりSWはゼロになりガチンコ勝負になため、速い車が返ってくるハードな戦いになる。

予選開始と同時にコースに出てタイヤを慎重に温めてゆく。そしてアタックラップに。18号車は練習走行よりタイムを縮めて1’36.401を出す。しかし通過ラインの8位まで1’35秒台というハードルの高さには及ばず13位で予選終了した。

■11月28日(日):決勝

前日に引き続き快晴で、珍しいほどに富士山がくっきりと見えている日曜日。予選結果から26番手グリッドになった18号車は、名取選手でスタートする。少しでも追い上げて、何とかポイント圏に浮上するのを期待したいところだ。ウォームアップランの後、スタート。

名取選手は初めからプッシュして追い上げてゆく。1周目には23位、2周目には21位、4周目には18位と順位を上げていく。レースは荒れ模様で3周目には3台が絡むアクシデント、5周目にも2台が接触してスピン。結局、この後にSCが投入された。

と、いろいろ起こるレースで、名取選手は7周目には15位まで浮上していた。ここからしばらくチャンスをうかがうラップが続くが、14周目には12位に。かなりのハイペースでプッシュしていった。そしてこの後にアクシデント!急ぎすぎたか、名取選手はコーナーでインを取ろうと突っ込んだ先に35号車がおり、追突して左フロントを破損。その後、ピットインの折に応急措置を取り小林選手に交代。しかしこの後はトップスピードが10㎞ほども落ちてしまいラップタイムはダウン。さらに接触事故に対しドライブスルーペナルティが出されたため、完全に勝負の範囲外に出てしまった。結局、25周でTEAM UPGARAGEの2021年シーズンは幕を閉じることになった。有終の美を飾れなくて残念なことこの上ないが、これまで応援してくださった皆さんに御礼申し上げます。

■チームコメント

石田監督:今日は残念な結果だった。名取君が行きすぎちゃった。思い切っていけと言ってるから、しょうがないけど、若さが出ちゃったね。チャンスは後にもあったはずなんだ。

今年でいえば波に乗り切れない、歯車が噛み合わない1年だった。調子が良いときに防ぎようのないトラブルが出たり、ミスをしたり。もちろん必ず原因があるから、それを反省しなければならない。ミスを起こしているうちに勝利の女神が離れちゃったのかもしれない、そう考えると僕らは、まだまだ甘いところがあるのかと思う。上位のチームは取りこぼしはしないから。

小林選手:レースができなかった1年だったなという印象。何かしら問題が起きてしまうレースが多かった。自分の力不足も感じるところですね。もっと強いチームになれるように頑張らなければと思います。

 

 

 

名取選手:今年はSUPER GTのデビューイヤーでした。決勝レースでは大した結果を残せなかったけど、予選でヨコハマユーザーで唯一のポールポジションが取れたことはすごく良かったです。また頑張りたいです。

 

 

 

一瀬チーフエンジニア:予選の時からタイヤの温度があがらず、パフォーマンス面で苦戦しました。持ち込みのゴムの選択がズレたかなという気がします。予選の10分間では十分に温度が上がらなかったので。決勝は接触のダメージが大きくて、さらにペナルティが加わったので、勝負にならない状況でした。今年1年を通して結果に結びつきませんでした。瞬間的に波に乗るだけじゃなく、レース期間を通してパフォーマンスを発揮できるようにチーム力を上げないとなりません。

 

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