レポート

SUPER GT

Round1 OKAYAMA GT 300km RACE予選レポート

2023年4月20日

Rd1岡山300㎞RACEレポート・予選

雨の予選Q1はタイミングが合わず

惜しくも1番手違いの9位で終わる

■午前中の練習走行から大事を取り、万全の状態で臨んだ予選

いよいよ2023年シーズンが始まりました。TEAM UPGARAGEは小林崇志選手とルーキー小出峻選手がタッグを組み、マシンは引き続き#18のNSX GT3で参戦します。またチームのレースクイーン「HONEYS」ですが、今年は「阿比留あんな」ちゃんと「前田星奈」ちゃんの二人になりましたので、応援よろしくお願いします。

開幕戦岡山はあいにくの雨。15日は午前中に公式練習の時間が設けられていますが、9時開始時点で気温13度、路面温度14度と低温です。雨は強く降ったりパラついたりと一定ではなく、コースコンディションが読みにくい状況でした。その中で周回を重ねますが、300クラスでは1‘37秒台がトップタイム。水幕に乗ってコースアウトするマシンも出る中、#18は無理をせず、また日曜日の決勝も雨の予報だったためレインタイヤを温存することもあって、トップとは3秒差程度で周回を刻みました。

■予選Q1はAグループでアタックしたが、赤旗中断の影響で残念な9位

予選Q1は14時開始。気温、路面温度とも午前中と大差なく、タイヤに熱が入りにくいことを考慮して予選の各セッションを5分間延長し、15分間で競うことに。#18の属するAグループは14台、うち上位8台がQ2に進めます。

Q1が始まりました。#18は小林選手が走ります。雨はこのグループの時にはやや強めに降っており、各車慎重にタイヤを温めていきます。タイムが出始めたのは15分の半ばを過ぎたあたりから。トップは1‘43.675でした。小林選手は4周をかけてタイヤを温めて5周目にアタック。各セクターとも自己記録更新で進み、タイム的には3番手前後に入れるか、というところでした。ところが、なんと最終コーナーを立ち上がってホームストレートに進んだところで赤旗が!フィニッシュラインの手前だったのでこの周回の記録は無しに。結局、雨のために5分繰り上げて中断されてしまい、前周回の1’45.969でQ1突破に一つ足りない9位で終わりました。全く予想外の展開です。が、予選は済んでしまったので、翌日の決勝に向けて逆転のシナリオを作ってトップを目指します。

 

なお、この岡山のレースは、小林選手のSUPER GT参戦が100戦となる記念すべきレース。お祝いのケーキ用意され、お約束の顔面ケーキのシーンも見られました。

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