レポート

SUPER GT

Round2 FUJI GT 450km RACE予選レポート

2023年5月4日

Rd2富士 5月3日(水)予選レポート
サクセスウエイト60㎏は初体験の重量
予選Q1は小出選手が8位通過
Q2は小林選手が乗るも16位に終わる

■第2戦にして60㎏のハンディの影響度はいかに?
SUPER GT第2戦の富士450㎞レースは、例年通りG.W.真っ最中の5月3・4日に開催され、今日3日は公式練習と予選が行われました。TEAM UPGARAGEのNSX GT3は、開幕戦岡山で優勝し20ポイントを獲得しているため、今回の富士ではサクセスウエイトを60㎏搭載しなければなりません。この60㎏の影響がどれほどのものか、練習走行で見極めていきます。
晴天の富士スピードウェイには、入場制限がなくなったため多くのファンが詰めかけ、前日から車中泊で並ぶ方も。待ちかねたファンの見守る中、午前中の練習走行は気温18度、路面温度31度で開始。#18は小林崇志選手から走り始めました。
ここではタイヤの慣らしとクルマのバランスをとることに注力。60㎏を積んでいる割には他のマシンに伍して走れている印象。タイム的にも中団グループで、最終的には11番手で練習走行を終わっています。

■予選Q1は小出選手が初登場、Q2は小林選手で
午後の予選開始時には気温19度、路面温度36度まで上昇。Q1は小出選手がドライブしました。ルーキーとしてQ1初登場です。予選開始と同時にコースに出て、まずはタイヤを温めることから始まります。各車ゆっくり3周を回ったところで、残り時間が4分強。ここからアタックを始めるチームが出てきます。
最初にタイムを出したのは#244で1‘36.744、これが当面の目標になります。ここから次々とペースアップしますが、いきなり1’35.987と1‘35秒台のタイムが出ました。#18は5周目に1’36.642で6番手に入りますが、次々と頭を越されて8番手に。Q2進出は8位までなので、ギリギリで踏みとどまっています。しかし、この後は#18のタイムを上回るチームはなく、この順位でQ2進出が決まりました。
Q2は小林選手が担当。A,B2グループから抜け出た合計16台でPPを争います。今回のウォームアップは3周で十分な様子。4周目からアタックが始まり、#18が1‘36.459を出すとすぐに1’35.576が出て、これ以降は続けて1‘35秒台が出た結果、#18は残念ながら16番手で予選終了となりました。ウエイトを積んだ状態でのテスト走行もしてはいましたが、バランスのとり方などに詰める余地があったとのこと。
明日の決勝レースは16番グリッドからのスタートになりますが、450㎞と長い距離のレースなので、何が起こっても対応できるように準備をしてポジションアップを狙います。

RELATED CONTENTS

個人スポンサー加入はこちらから