レポート

SUPER GT

Round3 SUZUKA GT 450km RACE予選レポート

2023年6月3日

Rd3鈴鹿450㎞レースレポート
Q1は小林選手が7番手で突破
Q2は小出選手が踏ん張り13番手スタートに

■台風一過の青空の元、白熱したバトルの予選が行われた
前日の金曜日は、日本中が大雨といっても良いくらい台風2号の影響を受けて大荒れだった天気が、一夜明けた3日(土)は快晴に。朝のうちは雲が多かったが時間共に青空が出て絶好のレース日和になった鈴鹿サーキット。
SUPER GTシリーズはこれが第3戦になる。300クラスはこの鈴鹿から新燃料CNFに切り替わる予定でしたが、まだ対応が完了していないことから導入延期となりました。
午前中の練習走行が始まったときは気温23度、路面温度26度。路面はドライといっても良い状態にまで回復しています。練習走行は5分遅れで始まり、各車それぞれのペースで周回を開始。タイヤをなじませ、セットアップの確認をしてメニューを消化していきました。
予選は午後3時過ぎから始まりました。TEAM UPGARAGEの18号車はQ1をAグループで走ります。ドライバーは小林崇志選手。Aグループ14台中8位までがQ2に進出できます。コースに入ると、各車タイヤを温めた後にアタック開始。3周目には早くも1‘57.084を出したチームが。以後、このタイムに続々と続いていきます。18号車小林選手は4周目に1’57.722を出して7番手に。この時点ではまだフィニッシュしていないマシンもあったものの、結局7番手でQ1を突破しました。
Q2は小出峻選手が担当。A、B2グループからQ2に進出した16台でポールポジションを争います。
Q2が始まる。ここでもタイヤを温めることから始まり、3周目からアタックが始まり1’56.827のタイムが出ました。以後、これをさらに短縮するタイムが続き、なんと1’55.775と1’55秒台に突入。18号車小出選手は4周目に1‘57.330を出したが、惜しくも13番手に。路面が良くなったことなどありタイムの伸びが凄いQ2になりました。
「まだ3戦目で(ウエイトのない)軽いクルマが多く、それらが上位を占めていますが、その中では頑張った順位じゃないかと。また違うメーカーのタイヤを履くクルマが上に多いので、これまでの結果を見ると、決勝でそれらが逃げ切るのは難しいと思ってます。明日は距離も長いし路面温度も上がるので、自分たちがしっかりレースをすれば結果も見えてくると思います。」(上城チーフエンジニア)
明日は450㎞の長くハードなレースです。何かが起こる可能性は大ありなので、18号車は13番手グリッドから逆転を狙っていきます。

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