レポート
Round4 FUJI GT 450km RACE予選レポート
Rd4. 富士450㎞Race 予選レポート(8月5日 土曜日)
シーズン前半が終わる灼熱の第4戦
予選Q1は0.043秒届かずに11位に終わるが
明日の決勝で大逆転を狙う
第3戦の鈴鹿からは1カ月強のブランクの後に開催される富士450㎞レース。連日T.V.で記録破りの暑さがニュースになっているなか開催されるとあって、予選日の5日から厳しい環境で戦いが始まりました。
午前中の練習走行では18号車は小林崇志選手が最初にドライブ。ピットインを繰り返しながら、タイヤやセットアップの確認を進めます。後半は小出峻選手が走り、最後の300クラス占有走行も小出選手でアタックして終わりました。この時のタイムは1’38.542で、全27台中の15位です。
予選Q1は午後3時過ぎ、暑さのピークとなるころで気温は33度ながら路面温度は45度とのアナウンスでした。TEAM UPGARAGEの18号車はQ1のBグループで走ります。ドライバーは小林選手。今回持ち込んだタイヤはハード寄りなので厳しい戦いが予想されます。
Q1開始の合図とともに、Bグループの13台はタイミングを計りながらコースイン。各車のペースでタイヤに熱を入れていきます。路面温度が高いこともあり速いクルマは3周目にアタック開始。最初の目標タイムは1‘37.657が出ました。18号車は、おそらく他車よりハード寄りのタイヤを履くため、1周多くウォームアップして残り30秒になってからアタックです。この間も続々とタイムが更新され順位が変わっていきますが、18号車はチェッカー後にゴールして1’38.067を記録。が、タイム的には11位で終わることになりました。やはり「ハード寄りのタイヤだったこととアンダーが出ているのを消せなかったこと」(上城チーフエンジニア)が、いまいちタイムが伸びなかった原因のようです。Q2進出のボーダーラインの8位とのタイム差は0.043秒!今回はこの中に4台が詰まっていました。
明日の決勝レースは、雨模様の天気予報が出ており、無風状態では終わりそうもない感じですが、逆に中団スタートのクルマにはチャンスが生まれる可能性もあります。450㎞と長く2回のピットインが義務付けられているレースなので、これをうまく利用して上位浮上を目指します。