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SUPERT GT

【2018 SUPER GT 第2戦 富士】レポート

2018年5月9日

マシンのハンデ大きく、苦戦するも13位完走!

【予選】曇り/ドライ 気温/路面温度 GT300 開始時21℃/34℃、GT300終了時 21℃/35℃

QF:1’37.638 Gap 1.065 15番手/29台中 Dr.TAKASHI KOBAYASHI

【決勝】晴れ/ドライ 気温/路面温度 スタート時:18℃/36℃>40周時点:22℃/33℃>80周時点:19℃/25℃

1st:ARTA BMW M6 GT3 高木/ウォーキンショー 2:52’07.982

2nd:TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨/平手 +25.929

3rd:GAINER TANAX GT-R 平中/安田 +34.470

13th:UPGARAGE 86 MC 中山/小林 +1 Lap

 

前戦の開幕戦優勝から早1ヶ月。富士スピードウェイにて2018SUPER GT第2戦が開催されました。

ゴールデンウィークということもあってか、サーキットには多くのモータースポーツファンが駆けつけ、予選日は31300人・決勝日には55000人と大いに盛り上がりを見せた。

公式練習&予選が行われる3日は、前日からの雨が朝まで続き、雨が上がったあとも、濃霧が立ち込め、8時40分から予定されていた、公式練習は何度かの延期を経て、結局中止となってしまう。

これによってタイムスケジュールは変更され、午後0時50分から30分間の公式練習が設けられ、予選の方式も変更となり、通常のQ1・Q2制で行われるノックダウン方式を採用せず、GT500・300クラスとも20分間の1回のみの計測による方式に変更された。

午後0時50分から始まった公式練習では、多くのチームが予選でアタックを務めるドライバーがステアリングを握りコースイン。この頃には日射しも時折顔を出し、ドライ路面にて走行が行われることになった。

TEAM UPGARAGEは、公式練習&予選ともに小林選手がドライブ。富士はパワーがないマザーシャーシ車両には、厳しいコースとなるのに加え、40kgのハンディキャップウェイトを積んでいることもあり、タイムはなかなか伸びず苦戦を呈する。

公式予選は18番手、予選は15番手という厳しい結果に。

決勝は、快晴のなか500kmという長丁場のレースで行われた。

今回の富士ラウンドは、予選が振るわず後方からのスタートとなることに加え、重いウェイトハンデを積むため、しっかりとポイント圏内に入り、チェッカーを受けシリーズ争いにつなげることが最優先。

チームは小林選手のドライブにて15番手からのスタート。序盤は、同じマシンの5号車との攻防を繰り広げます。

しかし、ウェイトハンデの影響もあってか、ストレート加速で差があり、なかなか抜くことできず。パワーのあるGT3勢にストレートで抜かれ、順位を落としてしまう。小林選手はなんとかタイヤのマージンをキープしつつ、ハンディのあるマシンをクレバーなドライブで順位を保ちつつ走行していたが、20周目にて、117号車にプッシングを受けハーフスピン。

22位まで順位を落としてしまう。トラフィックの影響もあり、24周目と少し早めにピットイン。

ドライバーは中山選手にチェンジし、タイヤ無交換作戦で挑みます。中山選手もスピードのないマシンを丁寧にドライビングし、順調に周回を重ね、順位も12位までポディションアップし、61周目にピットイン。

2回目のピットインは、4輪ともタイヤ交換を行いドライバーも再度小林選手にバトンタッチ。

前走者とのギャップも大きかったため、小林選手は無理せず安定したラップを刻みつつ周回を重ね13位でチェッカーを受ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のレースは、マシン特性に合わないコースだったことに加え、ウェイトハンデの影響も大きく、思うようなレースをすることができなったが、大きなトラブルもなく完走を果たし、チーム全体の動きも非常によくなってきている。次戦の鈴鹿ラウンドはBoPやウェイトハンデ等厳しい条件もあるが、マシンもドライバーも得意とするコースになるので、表彰台の中央に立てるよう万全を尽くし戦いに挑んでいきます。

 

 

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