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REPORT SUPERT GT

【Rd.3鈴鹿】レポート

2019年5月29日

【予選】天候:晴れ 路面:ドライ
Q1:1’59.848 23番手/29台中 Driver:小林

【決勝】天候:晴れ 路面:ドライ
1st:K-tunes RC F GT3 新田/阪口 1:48’35.123
2nd:ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号 坂口/平木 +23.005
3rd:SUBARU BRZ R&D SPORT 井口/山内 +23.939
15th:UPGARAGE NSX GT3 小林/松浦 +1lap

 

開幕戦より2戦連続で雨の絡む決勝とは変わり、5月とは思えないような暑さの中、シリーズ第3戦鈴鹿が行われた。
前2戦でノントラブルで完走することは出来ているものの、シリーズを戦ううえではランキングポイントをしっかり獲得して上位に食らいついていきたいところ。前回の富士のあとにオートポリスでタイヤテスト、鈴鹿で10H公式テストを行ったデータを活かし、さらなる速さを発揮してポイントを狙いにいく。

予選日は気温30度近く、真夏のような天候となり、各車チョイスしてきたタイヤがマッチングせず厳しい状況の中、午前の公式練習では11番手のタイムを記録し、午後の予選に向け確かな手応えを感じることができた。
迎えた予選、Q1突破を確実に狙い、小林選手のドライブ。集団に引っかかってアタックが失敗しないよう走行開始2分程経過したタイミングで出走していく。アタックに入り4周目に1’59.887をマークする。しかしこの直後に9号車がアタック中にクラッシュしてしまい、残り3分のところで赤旗提示となる。この時点で16位とギリギリのタイムだった18号車。再開後も再アタックを試みるがタイムアップすることができず、予選は23位厳しい結果で終えることとなってしまった。

決勝日も前日同様の暑さのなか、タイヤに厳しい状況の中、固めのタイヤをチョイスしていた18号車は安定して速いペースを保つことと、ピットのタイミングを見極めることでペースを上げる戦略で前を目指す。
レース序盤は比較的大きな順位変動もなく進行していったが、ミニマムスティントを迎える直前にGT500のクラッシュが発生しセーフティカーが投入された。この時点で20位を走行していたが、SCランがあけると同時に各車ピットに入ることが予想される。18号車は固めのタイヤをチョイスしていたためここですぐに入らずタイミングをずらすことで少しでも前にあがっておく作戦をとった。
21周目にSCランがあけると予想通り各車がピットインし始め、その間に一時9位まで順位を上げる。そのまま2周ほど引っ張り18号車もピットインをしてコースに戻る。戻った時点ではポジションキープの20位を走行していた。後半のスティントには小林選手の快走で2分3秒台から4秒台の安定したペースでラップし、タイヤがきつくなってきてペースの落ちるライバルを順調にパスしていく。しかしその快走もやはりポイントには届かず、15位でチェッカーを受ける。

ここまでシリーズ3戦を終え、決勝中には安定した速さを見せることができているものの、予選での一発の速さが出せず、追い上げも虚しく結果に繋げることができずにいる。
次戦のタイでは予選、決勝ともに良い結果を出せるよう、しっかり原因を追及して、チームで勝利を掴み取りたいと思います。

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