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REPORT SUPERT GT

【Rd.6オートポリス】レポート

2019年9月18日

【予選】天候:曇り 路面:ドライ
Q1:1’46.300   17番手/29台中 Driver:松浦
Q2:突破ならず

【決勝】天候:曇り/雨 路面:ドライ/ウェット
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 吉本/宮田 2:19’33.864
2nd:McLaren 720S 荒/アレックス +12.332
3rd:マネパ ランボルギーニ GT3 小暮/元嶋 +19.792

9th:UPGARAGE NSX GT3 小林/松浦 +45.965

 

シーズン中盤戦のオートポリスは、ウェイトハンディが一番重くなるラウンドとなる。ハンディウェイトの差が大きくでる本ラウンドではチャンスとなるため、多くのポイントを獲得したいところだ。

予選日の朝は雲が多く、少し雨も降っていたが、練習走行開始前にはやんでいる状態だった。
走行開始直後、各車状況を伺い出走せず、10分程経過したあたりで徐々に走り始めるといった感じで、18号車も同じように若干のステイの後、小林選手でセットアップを開始する。
走行開始より3周目にまずは持ち込みセットで1’46.664をマークする。その後赤旗が入るタイミングもあったが、13周目に1’46.183を記録。残り15分ほどで松浦選手にバトンタッチをし、23周目にはセクター1でベストを記録するものの、後半のセクターでタイムが伸びず、1’46.307で、小林選手のタイムを9番手とし走行は終了。練習走行としてはまずまずの感触を得ることができた。
午後の予選Q1は松浦選手で突破を狙う。混雑を避け、アタックラップをうまくとるためにスタートを少し遅らせ、前後にライバルの少ないタイミングを見計らって残り8分程でアタック開始。入念にタイヤに熱を入れると3周目に1’46.300の16番手をマーク。しかしまだアタックに入っていないライバルにタイムを更新され、17番手でQ1敗退となってしまった。

中盤グリッドからジャンプアップを狙う決勝日は、台風の影響も心配されたが、午前は雲も少ない天候。しかし、午後の決勝中には雨の降る予報となっており、各車グリッドにレインタイヤを用意したりと、緊張感の漂う状況だった。
レーススタートの頃より雨がぱらつく場面もあったが、路面はドライの状況。スタートにて2号車をパスし順位を上げ16番手とする。直後3周目に1号車がクラッシュしてしまいSCランとなる。そのSCラン中に前方集団を走っていた61号車がトラブルによりスピードダウン。そのままピットに入りこの時点で15番手とする。19周ほど消化したあたりで雨脚が強まってきて、コース上では濡れている箇所と乾いている箇所が混在する難しい状況に。特に1コーナーあたりでは雨量が多く水しぶきが上がるほどの状況となる。しかし乾いている路面の箇所の方が多く、ウェットタイヤを選択するにはまだ早い状況と判断し、ミニマムでピットインはせず我慢のレースとなる。全車ウェットタイヤへの交換のタイミングを見極めるためコース上で粘る。レース開始より1時間程経過したあたりでさらに雨脚が強まり、雨量の多いコーナーでスピンするマシンも増えてきたタイミングで各車ピットインし始める。ここで18号車は後半のレースは雨も上がり、路面も乾いてくると予想し、38周まで引っ張ってピットイン。さらにジャンプアップを狙い、雨でクールダウンされたタイヤはチェッカーまでもたせることができると判断しタイヤ無交換を選択する。コース復帰直後にまた雨脚が強まり、完全にウェットタイヤの方がペースが速い状況となるも、ここでもコースにとどまり我慢のレースをし、残り10周を切ったあたりで路面も改善し一気にペースは逆転すると徐々にポジションアップ。雨の荒れたレースのピットインで前を走るライバルたちにペナルティも発生し、最終的には9番手でチェッカーを受けることができた。

中盤17番手スタートから雨で荒れたレースの中、苦しい状況を我慢とジャンプアップを狙った作戦で貴重ポイント獲得まで届かせることができた。
シーズンは残すところあと2戦。更なるポイントを獲得し、シリーズランキングをひとつでも上げられるよう上を目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

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