レポート
Round7 AUTOPOLIS GT 450km RACE決勝レポート
Rd7 AUTOPOLIS 450km RACE 決勝レポート(10月15日)
9番手スタートからより多くのポイントを目指して
チャンピオンシップ獲得に近づきたいレースだったが、
スタートから14周目のアクシデントで勝負権を失う
前日の予選日は曇りで気温が低く、ハードよりのタイヤを履くチームには厳しい1日でした。決勝の日曜日は予報によれば午後には日差しが戻り気温も上昇する見込みで、ようやく戦える環境になりそうです。
予選Q2の結果9番手スタートですが、年間チャンピオンシップを考えると少しでも上でゴールしたいし、競合の前でゴールラインを超えられればベストなのですが…。もちろんドライバーもチームも可能なら表彰台を目標に挑みます。
決勝レースのスタートは13時30分。それに先立ちウォームアップランやグリッドウォークなどがおこなわれ、地元大分県警の白バイやパトカーの先導によるパレードランが済むとSC先導でフォーメイションラップ。決勝レースの始まりです。
全車がきれいにスタートし1コーナーに殺到。が、大きなトラブルもなくレースが始まりました。18号車のスタートドライバーは小出峻選手。9番手からのスタートをそつなくこなし序盤は順位をキープしていきます。上位で早めのピットインを行うチームが出て、その分順位が上がり8位でラップを重ねます。
異変が起きたのは14周目。1コーナーで後続のクルマに押されてしまいコースアウト、グラベルで止まってしまいました。FCYが宣言され18号車は救出されましたが、この時点でトップ集団とは1ラップ以上の開きが出て、ポイントは絶望的に。レース前の時点でトップとは10ポイント差で、残り2レースの頑張り次第ではチャンピオンも夢ではなかったのですが…。
残念ではありますが、「レースなので、このようなことも起こるし仕方ないことです」(小出峻選手)。これもレースの一面ではあります。
このレースは、幸いにもマシンに大きな損傷はなかったので最後まで走りましたが、結果は17位。ポイントは大差をつけられ今年のチャンピオンレースからは脱落です。
しかしまだもてぎの最終戦が残っています。チャンピオンが無理でも年間三度目の優勝を目指して、有終の美を飾れるように頑張ります。