レポート
Round8 MOTEGI GT 300km RACE予選レポート
Rd8 MOTEGI 300㎞RACE予選レポート(11月4日)
Q1は小林崇志選手が2位で通過
Q2では小出峻選手が全体5位に
今季最終戦のもてぎでシーズン3勝目を目指して!
いよいよ今季の最終戦となる、モビリティリゾートもてぎでの第8戦がやってきました。過去2戦のアンラッキーでポイントを獲得できず、年間チャンピオンを争う権利は失ってしまいましたが、意気軒高!シーズン3度目の優勝を狙って戦います。この最終戦ではサクセスウエイトがリセットされゼロに。ハンディなしで各車がバトルします。
予選日の11月4日は午前中の天気がすぐれず、朝一は霧がかかり視界が不十分でしたが、昼にかけて日照があり気温が上昇、それに伴い路面温度が30度を超えた時間帯も出ました。午前中の温度ではタイヤが不安要素で、練習走行ではペースが上がらずに苦慮しましたが、それも解消。
午後の予選Q1はBグループで走ることに。ドライバーは小林崇志選手です。先に行われたAグループのQ1ではトップタイムを次々に更新する戦いの結果、1‘46.435のタイムが1位に。これに対しBグループではさらに上を行くタイムでの争いになり、トップの記録は1‘46.130。これに続いたのが18号車で、小林選手は1’46.303を記録して2位で通過しました。午前中の練習走行に比べるとクルマの挙動が良く、タイヤの心配も解消したようです。
「事前の天気予報から路面温度が上がる予測でタイヤを持ち込んでいるので、朝の霧や低温には、このまま予選になったらどうしようかと悩みました。でも始まるころには太陽が出て温度も上がったし、ロングランは良かったのでそのセットアップを応用しようと。小林選手が2番手で帰ってきたのでホッとしました」(上城チーフエンジニア)。
この勢いでQ2を走ったのが小出選手。Q2は全部で16台が走りますが、開始と同時に各車が一斉にコースへ。3周ほどタイヤを温めた後にアタック開始。最初に出た記録は1‘45.633で、45秒台に突入です。18号車に乗る小出選手が続けて1’46.052とこれも速いタイムで2位に付けましたが、惜しくも後続に越されてしまい5位に。とはいえ決勝では3列目からスタートです。普通に走ってもポイント圏内なのですが「目指すは優勝!表彰台に乗れば十分とか、まったく思っていません!」(小出選手)と、目標はあくまでも優勝です。
シーズン3勝目を挙げて有終の美を飾り、また来年につなげられるような終わり方で締めくくりたいと思っていますので、最後までご声援をお願いします。