レポート
公式テスト岡山 Day1レポート
公式テスト岡山 Day1
UPGARAGE AMG GT3 お披露目
◆UPGARAGE AMG GT3 登場
1月の東京オートサロン2025で発表され、2/25に富士スピードウェイでシェイクダウンが行われたUPGARAGE AMG GT3。
ついに、SUPER GT公式の場でファンの皆さんにもお披露目となりました。
ラッピングはまだということで、カーボンの素地に「UPGARAGE 」「YOKOHAMA」のロゴとゼッケンのみを掲出した限定カラーリングで登場。
シンプルながら引き締まった出で立ちに、「今のままの方がかっこいいのでは?(笑)」という声もありましたが、正規カラーリングも間違いなく素晴らしいものになりますので乞うご期待!
◆戦闘力の高さが垣間見える初日に
9:30にセッション1がスタートし、まずはチーム加入8年目の大エース・小林崇志選手がステアリングを握ります。
どんよりとした曇り空はギリギリ堪えているのかドライコンディションでの走行となり、24周目にはGT300クラスで8番手となる1’26.406をマークしました。
これまでAMG GT3のドライビング経験が全くない小林選手でしたが、さすがTEAM UPGARAGEのエースといったところ。
しかし、小林選手いわくNSX GT3と比較すると、はるかにポテンシャルが高いとのことです。
セッション1終盤には雨もぱらつくなか、新加入となる野村勇斗選手のルーキーテストを実施しました。
SUPER GTではルーキーですが、昨年のFIA-F4チャンピオンである野村選手は、ちょい濡れスリックでも見事にマシンをコントロールし、無事にテスト合格となりました。
テスト後「めっちゃ怖かったです」と素直で初々しいコメントをする野村選手でした。
午後のセッション2はウェット宣言下で14:00にスタート。
18号車は野村選手のウェットロングランを中心にメニューをこなしました。
ドライでの走行は十分とは言えませんが、その中でもAMG GT3の戦闘力の高さが窺い知れる結果となりました。