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SUPERT GT

【2018 SUPER GT 第1戦 岡山】レポート

2018年4月9日

TEAM UPGARAGE ついに初優勝!

初参戦から4年。待ちに待った初優勝です!中山選手もSUPER GT初優勝!

 

 

レポートは以下をご覧ください。

【予選】気温/路面温度 Q1開始時9℃/15℃、Q2開始時8℃/13℃、Q2終了時7℃/12℃

Q1:1’25.926 Gap 0.694 6番手/29台中 Dr.YUHKI NAKAYAMA

Q2:1’35.756 Gap 1.831 TAKASHI KOBAYASHI 9番手/14台中

【決勝】気温/路面温度 開始:11℃/22℃>中盤:15℃/24℃>終盤16℃/24℃

1st:UPGARAGE 86 MC 中山/小林 1:56’23.935

2nd D’station Porsche 藤井/ミュラー +5.476

3rd HOPPY 86 MC 松井/坪井 +10.283

2018年の幕開けとなる岡山ラウンド。チームも昨年から体制を変え、心機一転奮起を誓うシーズン。

3月に行われたテストでも、好感触を得られており、午前中に行われた公式練習でも、GT300クラス2番手のタイムを出し、ポールポジション獲得に向けて期待が高まる展開。

Q1は開始直前にわずかながら雨がぱらつき、雲が厚く覆っていたものの、コース上はドライコディションで始まる。15分間で行われるQ1ノックアウト予選、前半は各車入念にマシン・タイヤのウォームアップを行い、アタックを始めていく。

TEAM UPGARAGEは、中山選手でQ1に挑む。3月に行われた、テストからセットアップを見直し、マシンは万全の状態で、ライバルの動向を見ながら中山選手のアタックでクラス6番手タイムをマークし、予定通りQ2進出。

昨年度チャンピオンの0号車 初音ミクAMGがまさかのQ1敗退と波乱もあったが、岡山を得意とするマザーシャーシ勢は全車Q2進出。同じ86MCを駆るHOPPY86の25号車がトップ通過と油断の出来ない状況。

Q2は、小林選手で挑み、ポールを狙う。しかし、GT300クラスQ2開始直前に、突然の降雨で路面もあっという間にウェットに様変わりしてしまう、予想外の展開に。

突然の雨のため、セットもドライのまま、タイヤのみウェットに交換しスタート。ウェットでのセットアップもままならないため、タイムは苦戦。9番手に終わり、悔しい予選結果となった。

予選9番手から巻き返しを図り、いい開幕ダッシュを切るべく決勝は中山選手でスタート。

上位に食い込むためにも、チームはタイヤ無交換作戦を選択。

中山選手は、スタートから非常に丁寧なドライビングでタイヤを温存しながら、しっかりとポジションをキープし、28Lap目にピットイン。

給油とドライバー交換のみ行い、小林選手がピットアウト。

各車ピット作業を終えた段階で2位までポジションアップ。トップを走るのは、同じ86マザーシャーシを駆るHOPPY86MCの松井選手。徐々に差を詰め、ロックオンの状態でタイヤのマージンをキープしつつ、周回をこなし勝負どころを探る。

57Lap目のダブルヘアピンで小林選手がGT500をうまく使い、ペースが苦しくなったHOPPY86の松井選手をついにオーバーテイク。

そのままHOPPY86を引き離し、終盤20番手から2番手まで猛追してきたD’station Porscheミュラー選手も寄せ付けず、

見事トップでチェッカーを受ける。

 

SUPER GT参戦から4年目にして、初の表彰台・初優勝を達成。

中山選手もシリーズ制覇の経験はあるものの、嬉しいSUPER GT初優勝を果す。

中山選手の巧みなタイヤマネジメント、小林選手のここぞの集中力、タイヤ無交換作戦成功とすべてがうまくマッチし、

チーム一丸となって挑んだ2018SUPER GT初戦は、幸先のいいスタートとなった。

このままの勢いで、シリーズチャンピオンを目指していきます。

 

 

 

 

 

 

 

レース本番だけでなく、日々のマシンのメンテナンスや戦略構成など、

多岐に渡って活躍してくれたメカニックのみなさん。

レースウィークに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたメカニックに送られる「ZF Award」。

見事獲得しました!

 

 

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