レポート

SUPER GT

Round8 FUJI GT RACE予選レポート

2021年11月27日

Q1は13位終了とまさかの結果に

明日の決勝にかけてポイントを狙う

■11月27日(土)予選

いよいよ今シーズンを締めくくる第8戦富士300kmレースが始まった。

TEAM UPGARAGEの18号車は、これまでのレースでは予選で何度か見せ場を作ったもののポイントを稼ぐことができていない。最後の富士は何とか良い結果を持ち帰りたいところだ。

土曜日の午前中は公式練習の時間。ここで最後の調整、確認を行うのだが、18号車はそれほど多くの周回数は走らなかった。この日の富士スピードウエイは気温が低く、練習走行開始時に12度、その後、日照量が増えても20度どまりと温度が上がらない。この状況で大事を取ってタイヤの様子を見ながらコースに出たためだ。タイムも上位グループとは1秒強の開きがあり、この状態で午後の予選を迎えた。

予選Q1は小林崇志選手が担当。Aグループに入ったが、ここにはチャンピオン候補の61号車をはじめSWが取れた速いクルマが集まっていた。

開始と同時にコースに出て慎重にタイヤを温めていく。最初にタイムを出してきたのは25号車で、すぐに他のクルマが続いてアタックが始まった。18号車は1’36.401と午前中よりタイムを縮めたが、8位まで1’35秒台という激しい争いの中で浮上できず、13位で終わりQ2進出はならなかった。

路面温度が上がらなかったことなど、想定外のことがいろいろあったのだが、明日どこまで追い上げられるか、決勝の走りに期待だ。

(左)予選Q1開始を待つ小林選手。(右)Q1の走りをモニターする名取選手

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